私に「女」を思い出させた人達。。2『私に「女」を思い出させた人達2』 …その一年後にJ君が現れた。。。 やはり彼とも共通の趣味を通じて知り合った。。 メール恋愛には懲り懲りの私だったけど。。 10才も年下だし… そんな関係になんかなるはずもないと気楽に… そして慎重にメル換する日々が続いた。。 でも。。やっぱりダメだった。。 前回の件で私は「女の心」を甦らせてしまってるのだ。。 彼をいとおしく思えてくる自分に気付く。。 でも…年の差に引け目のある私は感情を表さないように心がけた。。 そんな中…ある日、彼が恋心を口にした。。 戸惑いながらもすぐに気持を受け止めてしまった私…。 その日以来…二人の「恋人ごっこ」が始まった。。 しばらくする内。。「逢いたい…」を繰り返すようになった彼。。 でも自信も勇気もない私は拒み続けた。。 会ったら終ってしまう・・・ だって…マジただのオバサンだもの。。。 私も苦しんだ。。。 このまま会わずに綺麗な思い出として残せればいいかな。。。 そして・・・彼が出会いを諦めた頃。。 逢いたい衝動に駆られてしまった私・・・ ダメ元でいいや。。 終るのを覚悟で彼に会うことにした。。 最後の最後まで不安を口にする私に 「他人にはただのオバサンでも… 俺には後光がして見えるからきっと見つけてあげるよ」 それでもやっぱり・・・ 「会う瞬間」が「終わりの瞬間」だとしか思えない。。 待ち合わせ場所までの足取りが重い・・・。 怖かった・・・。 でも・・・予想外の展開が・・・。 この後交わした熱い熱いキスと抱擁が・・・ 私の体をも目覚めさせてしまった。。。 私の枯れかかってた体が息吹を取り戻してしまっていた。。 もう何年も・・・ いや・・・もしかしたら生まれて初めてかもしれない 体の反応に戸惑う私がそこにいた。。 |